アンジャッシュ渡部よ、聞け。

先日、とんでもない報道が出た。

アンジャッシュ渡部が不倫したのである。

この報道を耳にして、私は、妻が美人でも不倫する人はするし、案外「美人は3日で飽きる」という言葉は間違ってないのかなと感じた。


まず、私は不倫や浮気をしたことがないから、よくわからないが、それ自体が真の意味で悪いことだとは思っていない。
物議を醸す言い方にはなるかもしれないが、不倫や浮気は全く悪いこと、許されないこととは、私自身思っていない。

これから書くことは、あくまでも個人の見解だと、念頭に置いて読んでいただければと思う。


私が影響を受けている本のひとつに、GACKTが書いた「GACKTの勝ち方」という本がある。

GACKTの勝ち方

GACKTの勝ち方

  • 作者:GACKT
  • 発売日: 2019/09/06
  • メディア: Kindle

その本の中に、不倫について自身が思うことが書いてあった。

不倫は悪いことではないと思う。
確かに、浮気された相手や親戚を傷つけてしまったことには変わりはない。
そこは、責任を持って、幾度も話し合って、折をつければいい。
自身が結婚していても、この人だと思える人が見つかる、そんなことも無きにしも非ず。
それに、不倫や浮気をした芸能人が謝罪会見をすることが俺には意味がわからない。
なぜ世間に謝罪するのか?
結婚していても、本気で他の人を好きになるなんてことはある。


最初から遊びだったというのなら話は別だが、妻や夫が
いるのにも関わらず、本気で他の人を好きになってしまうことがないとはいえない。
本気でその人を好きになって一緒にいたいと思えるのであれば、様々なことに蹴りをつけて、一緒にいればいい。
「わかりました、もう不倫はしません」の一言で、その事態を済ませ、妻や夫、更には浮気相手までも傷つけてしまう方が私はよっぽど醜いと思う。

また、今回の報道が叩かれた要因を考えると

  1. 日本はそもそも「不倫」自体を許せないと思う人が多い
  2. コロナウイルスが蔓延していた時期に不貞行為に及んだこと
  3. 妻が絶世の美女であったこと

大きく分けてこの3つだと思う。

日本は「不倫」を特に忌み嫌う風潮がある。

日本人は他国と比べると、臆病で慎重なイメージがある。
心が繊細なので人一倍傷つくし、いつも選ぶ時もよく時間を使う人が多い。
更に江戸時代には、こういった不倫をした人に対して、不義密通を死罪とする重罪規定も出来たほどで、不倫した男女が、公衆に晒される風景のスケッチまで残されている。

コロナウイルスで、外出を自粛しなければいけない時に不貞行為に及んだこと

これもここまで叩かれた要因のひとつであると思う。
先日、山田孝之新田真剣佑たちが、自粛期間であるにも関わらず、沖縄旅行に行っていたり、石田純一が自粛期間にゴルフに行って、数日後コロナウイルスに感染した。
その報道の中でも、今回は群を抜いていると思う。

妻が絶世の美女であること

大体「不倫」や「浮気」に対して敏感なのは女の人だと感じる。
ゴシップも好きだし、所謂フェミニストも多い。
ただ、ここまで騒ぎになったのは、妻に同情する男たちも同じくして、叩き出したからだろう。
結婚報告された当時は、妻が世間の中でもトップレベルの美女であったためか、男たちの嫉妬に溢れたコメントが後を絶たなかった。
その反動もあってか、男たちの反感も買ってしまい、大きく今回の報道が大きくなったのは大きな要因だと思った。


SNSが発達している現代。

先日には。ネットの誹謗中傷で命を落とした芸能人がいる現状。
誹謗中傷はやめよう、悔い改めようとした人もたくさんいた。
しかし、今回の報道。
誹謗中傷というレベルのツイートがてんこ盛り。
あれだけ言っていたのに、私は悲しくなった。
嫉妬や憎悪やマイナスの感情は、消えることはない。

それは重々承知しているが、Twitterがプライベートで言うことの出来ない、溜まりに溜まったものを言うための捌け口になっているように思える。

衝動的にツイートをしている人がたくさんいる。
非常に情けない。

自らの情報や思想を発信する前に、数秒一旦踏みとどまって見直す姿勢をつけて欲しい。

自分の発信したことが、不意に誰かを傷つける可能性を孕んでいることを、しっかりと自覚して欲しい。


今回の報道で、皆さんがまた自分を見つめ直すきっかけになる事を祈っています。


てんさいでした。