あれ、俺なんでSNSやってるんだっけ?
あれ、俺なんでSNSやってるんだっけ?
スマホ依存症予備軍、最早依存症になってた期間を高校生から続けていた俺は、いつしかスマホに時間を吸われすぎていた。
テレビを見ている時もスマホを触るし、トイレにいる時もスマホを触っていたし、風呂に入ってる時もスマホを触っていた。
もうスマホは俺の身体の一部と化していた。
普通に「hey,siri」とネイティヴ紛いの口調で問いかけると、自ずと「はい、何でしょう」と返してくれる。
目まで生えてくるんじゃないかと慄いた。
そんなスマホに触れていた中で最も時間を多く費やしたのがSNSである。
SNSで代表的なものとして挙げられるのが、時間バキュームアプリ界のエース「YouTube」
"バズる"の生みの親と言っても過言では無い、なぜ青い鳥のアイコンにしたのかが世界の七不思議である「Twitter」
Twitterで培われた自己承認欲求を更に満たしたいが為に生まれた「Instagram」
自己承認欲求モンスターが動画を出すにつれて、地雷を踏んでいることに気づかない「tiktok」
今の若者で使ってるやつおらんねん「facebook」
主にこの5つに僕らは時間を吸われに吸われ続けている。
それに厄介なのが、時間を食われていることに僕らが全く気づいていないことにある。
鼻をほじりながら面白い動画を見漁ったり、可愛いアイドル動画集を見て目の保養をしたり、そこまで知りもしない芸能人のヘイトを呟いたり…
頭を使わずとも、すぐに情報が出てくる。
無意識に情報というご飯をお腹いっぱいまで食わされる。
僕らは言わばギャル曽根やジャイアント城田達に匹敵する情報大食いタレントなのである。
それに自己承認欲求という性がSNSを通して、非常に厄介な事態になっている。
Instagramを例に挙げよう。
ストーリーでは宴会や友達との呑み会での模様が投稿されているのが鉄板だ。
「乾杯〜」とグラスジョッキ並々に注いであるビールを片手に各々スマホで撮影したりするし、その後は大体そのメンバーの意味不明な全く面白くも無いギャグだったり、よくわからん会話を聞かされる。俺がここにいたらと想像すると寒イボ立つ。
文春に撮られるより怖い。
俺はそれを見る度に「これが敗戦国の末路か」「お前らコロナがどうだと言ってるのによくそんなストーリー上げれるな」「これを誰に共有しようと思ったんだ」「これ送るならホテルからの模様をライブ配信しろ」「需要と供給が成り立ってない」「あれ?俺なんでInstagramやってるんや?」となる訳だ(長い)
もちろん俺は全くその自己承認欲求オバケが芸能人気取りをするアホらしいムーブメントを悪いとは言わない。
本当に俺が言いたい、問いかけたいのは、お前らスマホ触りすぎやろってこと。
お前らスマホのスクリーンタイム見てみろ、人にすれば10時間だって超えてたりする。
お前らこれ読んでる時のスマホどうなってる?めっちゃ熱くなってないか?
お前ら友達とご飯食べてる時を思い返してみろ。
話がひと段落する度にスマホで無意味なSNSのチェックしてないか?
特に友達とご飯食べてたり、遊んでたりする時はスマホを目に見えない所に置くべき。
スマホなんざ机に伏せておいたら、お前らすぐ触ってまうやん。
それにスマホを机に置いてたら、相手からの好感度が下がることがどっかの大学の研究結果でわかっている。
スマホは快適に生活を豊かにするツールなのは間違いないが、使い方を誤れば、自分を壊す最悪のツールになる可能性も孕んでいることをお忘れなきよう。
因みにSNSを無くせば、スマホなんざ所詮、長方形の板時計に成り代わるのだ。
そんな板時計なんかより板チョコの方が価値がある、そのような時代になることを切に願う。
あ、YouTubeから通知来た
アムロ行きまぁぁぁあああす!!!!!!!!!!!
彼は3ヶ月ぶりにブログを書きました。
そのテーマは現在のスマホに対しての付き合い方。
自己承認欲求に任せて行動することは、必ずしも他人の嫉妬や不幸を引き寄せてしまうことについて説いていました。
しかし、彼もまたこのブログを書いているその先に彼が欲しているものは…?
後は皆さんのご想像にお任せします…
次に奇妙な世界の扉を開けてしまうのは、あなたかもしれません……