ほぼ半沢直樹の映画を観たら、結果的に伊佐山に説教された
「半沢直樹」というドラマを遅ばせながら、セカンドシーズンから見始めました。
というのも、その前のファーストシーズンの総集編でざっくりとは観ましたが、面白過ぎるがあまり、酒を飲んで酔っ払ったような感じになりました。
呂律回ってなかったもんな。
そんなアルコールドラマ「半沢直樹」のセカンドシーズンも終わりを迎えました。
回を重ねる事に、怒涛の展開と状況が大きくなる事態に胸を躍らせました。
いや、本当に面白かった。
「倍返し」が流行語になったからと言って、ちょっと狙いすぎだろと思う場面がいくつもありましたが、それも興ざめしませんでした。
これは半沢直樹ならではの魅力の一つであるように感じました。
先週、最終回を迎えた「半沢直樹」ですが、もう既にロスに入ってしまいまして。
いやあこれは辛い。
アルコール中毒だったのが、もうこれから酒飲めない(続編はあったとしても恐らくかなり後)から、もう完全に自分もお、し、ま、い……DEATH!
と思いながらTwitterを見ていたら、こんな投稿が。
半沢直樹ロスになった人、ちょうどアマプラに同じ池井戸潤原作で半沢の役者に総出演の『七つの会議』があるので見よう。終わり方も半沢と見比べると少し違うテイストがあって面白いです。 pic.twitter.com/LmvVPfVK5d
— もつれら (@mtmtsf) 2020年9月27日
なんだ、俺の為だけにあるような、このツイートと情報は。
神様、仏様、小坂様…本当にいつもありがとうございます!!
後、池井戸潤さん。
あなた緻密な作品書きすぎです、ほんとある意味モンスターですよ。
イケイドモンスター作りたいです、縮めてイケモン。
さぁツイートを見た数日後(早く見ろよ)Amazonプライムで鑑賞しました。
ファイト満々よ!
正直これはね……
めちゃくちゃ良かったです。
池井戸ワールドが炸裂していて、半沢直樹のような敵を結果的に封じ込める"スカッとさ"も。
更にはこれキャストを見て思ったのが……
ほぼ半沢直樹やん。
そう何を隠そう、主要キャストがほとんど半沢直樹の出演者なのである。
キャスト面では、半沢の親友で何かと頼りになる渡真利役の及川光博、半沢の宿敵・大和田役の香川照之、半沢と因縁深い金融庁検査官の黒崎役の片岡愛之助、ラスボスの東京中央銀行の頭取・中野渡役の北大路欣也がメインキャラクターとして出演。
さらに、緋田康人や赤井英和、須田邦裕など「半沢直樹」1stシーズンに出演した面々も顔を揃えています。
ちなみに、日曜劇場&池井戸潤原作ドラマの出演歴で調べなおすと『七つの会議』のメインキャストのほぼ全員が該当。該当しないのは主演の野村萬斎だけというような状況です。
更には、監督も脚本も「半沢直樹」を担当した同じ方たち。
え、何これアベンジャーズですか?
アベンジャーズどころの騒ぎじゃない。
人数パンクしちゃって、6部隊くらい作れそうじゃねえか。
舞台は中堅電機メーカー、東京建電。「居眠り八角」と呼ばれる万年係長・八角民夫が、年下のエリート上司・坂戸宣彦から厳しい叱責を受けます。 ... ところが、新たに課長に就任した原島万二の求めにより、八角は坂戸処分の真実に関して告白します。その裏には、坂戸の不正があったのです。(ciatrから引用)
ネタバレなしとして感想を言うならば、ほとんど半沢直樹でした。
舞台が電機メーカーなだけで、上層部やお偉いさんの不祥事や闇を暴くことに変わりはありませんでした。
半沢直樹ほどのお笑い(?)要素は無かったものの、主演の野村萬斎独特の演技含めて楽しめました。
ひとつ言うとすれば、「半沢直樹」で、オネエ口調でお馴染みの黒崎さんを片岡愛之助が普通の役をしてて、新鮮かつちょっと物足りない感じがしたのは秘密です。
どこかで金玉握らないかしらと思ったぐらいです。
何、口ごたえしてんの?やれって言ったら、やるのよ。あんた男でしょ?
俺はその一言が聞きたかったのかもしれない。
半沢ロスにもがき苦しんでいる方で、未だ未視聴の方がいれば是非とも。
伊佐山「おい、てんさい」
ぼく「なんですか?」
伊佐山「お前、何がすることは無いのか?」
ぼく「……」
伊佐山「お前、ブログを更新すると言って(それもかなり前の話ですけど)先延ばしにしてたんじゃないか?」
ぼく「……」
伊佐山「まだわからない?」
伊佐山「(ワビロ……)」
伊佐山「ふふっ…耳が聞こえないのか?」
伊佐山「詫びろ……」
伊佐山「詫びろっ…詫びろォォ……」
伊佐山「わびろ!わびろ、わびろ、わびろ、わびろ、わびろ、わびろ、わびろ、てんさい!!!」
ぼく「申し訳ございませんでした」
伊佐山「お前の負けぇーー!!」