レトロな雑貨屋さんかと思っていたものがラブホテルだった時、地獄。

 

 

 

小さい頃から見てきたものって、よく覚えてませんか?

僕はそれを見た時にあぁ懐かしいな…今やってるのかな…?と感慨にふける時間が多少なりともありました。

 

 

その一つとして「おとぼけビーバー」というお店がありました。

小さい頃から、何百回何千回とそこを自転車や車で通ったけど、何の店なのか見当もつかず。

親に一度聞いてみようと思ったこともありました。

ただ、別に聞くことでもないかと、喉の奥にしまい込んだのを覚えています。

 

 

まぁ結論から言うと、

おとぼけビーバーはラブホテルです。

 

なぜそれを知ったのか。

中学3年生の頃でした。

思春期真っ盛りの僕たちの日常会話で知りました。

しかも、自分たちのグループではなく、今いる場所から少し遠い所で話しているグループの会話がふと耳に飛び込んできました。

 

 

 

おとぼけビーバーってラブホやで

 

 

おとぼけビーバーってラブホやで

 

 

おとぼけビーバーってラブホやで

 

 

おとぼけビーバーってラブホやで

 

 

 

 

は?

 

 

地元に引っ越してから長年この店なんやろうって疑問を持ち続けてた結果が、、ラブホテル?

おい、いい加減にしてくれ。

俺の時間を返してくれ。

あのピュアで純粋だった率直な疑問を持っていたあの時間を返してくれ。

その時間で甘酸っぱい恋愛させてくれ。

ビーバー100%からいちご100%に変更希望です。

 

 

それに今になって思えば、親に聞いてみようって思ってたの危なすぎだろ。

質問した瞬間、父が動揺しすぎて交通事故起こしてたかもしれないじゃねえか。

今ここにいるのは「おとぼけビーバー」は何の店か?と聞かなかった自分がいるからと思ったら変な涙出てくるじゃねえか。

本気で聞かなくてよかった……

親がどう誤魔化すのかも聞いてみたかったけど、聞かなくて良かった……

 

 

まず、なんだ「おとぼけビーバー」って名前。

何とぼけてんだ。

こちとらお宅がラブホテルだってことにとぼけた表情になってんだよ。

SUPER BEAVERを聴く度にこっちはおとぼけビーバーを思い出すんだよ。

あの腹が立つビーバーの絵が脳裏に浮かんでくるんだよ。

そんなの「人として」間違ってるって……

そりゃ「予感」してなかった俺も悪いけど……

 

 

 

 

以上、今の所ラブホテルに行くこともない童貞のてんさいがお送りしました。

 

予感

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